立体駐車場は狭い土地しかなくても上の空間を利用して多くの自動車が駐車することができる附属設備です。人が多く集まるようなスーパーをはじめ、パチンコ店でもよく見かけます。スーパーでは特に戦略上、立体駐車場を設置しているところも多くあります。戦略上の理由としては天候を選ばずに買い物ができる点にあります。
青空駐車場の場合には、雨が降った場合には店舗内に入るまでに傘をさしたり雨にぬれたり、特に買い物をした後には手に荷物を持っているので傘をさすことさえ難しい場合があります。そのような場合に立体駐車場の場合には店舗と駐車場が繋がっているところが多く、雨にぬれることなく買い物した商品を自動車の中まで運ぶことができます。ただこのような便利な立体駐車場にもデメリットはあります。一遍に多くの自動車が帰る場合には混雑してなかなか出ることができなくなることもあります。
近くにイベント会場があってスーパーの駐車場を利用していた人が帰る場合には出庫の時間帯が重なることが多く、駐車場からなかなか出れなくなります。駐車場のスロープの多くが一車線になっているために各階からの出庫車が合流することで特に上階の自動車が出庫できるためには相当な時間がかかることがあります。このように便利な駐車場のためにスーパーに併設されているものであっても、いくら以上の買い物をしなければ駐車料金を取る仕組みになっています。イベント会場に行くために止めた人でも、帰りにはそのスーパーで買い物をするということが必須になったり、また駐車料金を支払ったりと以前は無料が当たり前であった設備も有料化が当たり前になっています。